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鉄筋コンクリート(RC)造とは?どんな建物構造?RC造について解説

建物の構造には、W造(木造)、S造(鉄骨造)、RC造(鉄筋コンクリート造)、SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)などがあります。今回はその中からRC造についてお話しします。

目次

RC造について解説!

そもそも「RC」って何?

鉄筋コンクリート造

「Reinforced Concrete」の略です。 日本語に訳すと、「補強コンクリート」ですね。
では、何を補強しているのでしょうか…? 実はコンクリートは、引っ張られる力に弱く、 その強度は、圧縮に耐えられる強度の約1/10と言われています。 (ヒビの入ったコンクリートをよく見かけますよね!) 一方、鉄筋は引っ張られる力に強いため、 コンクリートと一体の構造にすることで、 コンクリートの弱点を補っているのです!

コンクリートが鉄を守る?

鉄筋は、空気中の二酸化炭素などが原因で、錆びて劣化してしまいます。 では鉄筋がコンクリートで覆われているRC造建築の場合はどうなのかと言うと… コンクリートの成分であるセメントがアルカリ性なので、鉄筋が錆びる(酸化する)のを防いでいるのです!

鉄筋コンクリート造のメリット・デメリット

メリット

鉄筋とコンクリートで頑丈にできているので耐震性・耐火性に優れています。地震が多い昨今、耐震性はとても重要視されています。
さらに鉄筋コンクリートは気密性が高く、遮音性が高いです。周りの住人の音が気になる人や自分から音を出す可能性がある(子どもがいる世帯など)方などにおすすめです。
余談ですが私は木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造に住んだことがありますが、遮音性は鉄筋コンクリート造が格段に違います。木造に住んだあとに鉄筋コンクリート造に住みましたが、周りの音の違いに驚愕しました。音を気にするのであれば断然鉄筋コンクリート造をおすすめします!
気密性が高く、断熱性も高いので熱が外に逃げくく、木造よりも部屋が暖かいです。札幌のような寒冷地では暖房費の節約にもなります!

デメリット

鉄筋コンクリート造は他の構造に比べ、建築費用が高く家賃が若干高くなりがちです。しかし築年数がやや経過した物件ですと家賃もある程度下がるので、あまり気にならないかもしれません。
鉄筋コンクリート造は気密性が高いので湿気の逃げ場が少なく、部屋の湿度が高くなりやすいです。そのため結露やカビが発生しやすくなります。除湿機を置くなどの対策がありますが、だいたいの鉄筋コンクリート物件には換気システムが備わっているため、そこまで気にする必要はないかもしれません。
部屋の熱が外に逃げにくいぶん、夏は室内が暑くなりがちです。暑がりの人はエアコンが備わっている部屋をおすすめいたします。


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