お部屋探しでまず最初にすることは、自分がどんなお部屋に住みたいか考えることです。
「駅の近くがいい」「ペットを飼える部屋がいい」など希望条件は人それぞれ。
ここでは、お部屋探しの前に決めておいたほうが良いポイントを5つ挙げました。
まず、「入居する前に一時的に支払う必要がある費用(初期費用)」と「毎月支払う費用(ランニング費用)」の2つに分けて考えてみましょう。
物件にかかる費用の一例と計算方法です。
敷金や礼金は「か月」単位で表記される場合があります。「か月」単位は賃料1か月分を基準に算出します。
他に、「シリンダー交換料」「保証会社利用料(利用時のみ)」「ハウスクリーニング料」がかかる場合もあります。
ランニング費用の項目としては、「賃料」「管理費」「水道代」「ガス代」「電気代」などが挙げられます。
賃料は収入の25~30%程度が目安とされています。住みたい地域の賃料相場を調査しておくと、予算を決めやすくなります。
→札幌の家賃相場
また、札幌に住むにあたって考える出費が暖房費。暖房器具があらかじめ設置されている物件も多く、灯油暖房が人気の条件です。 11月~4月までは光熱費が多くかかることを念頭に置きながら、最適な家賃帯を計算しましょう。
地域は、希望する沿線や駅、通勤時間や通学時間、周辺環境、周辺施設などを考えて条件を決めましょう。
札幌では、市営地下鉄の沿線が人気です。雪の影響を受けにくいため、冬の通勤通学の強い味方です。
「入居人数」「荷物の量」「部屋の利用目的」を考え、部屋がいくつ必要で、どれくらいの広さが必要かを決めましょう。
お部屋の面積は、同じ平米数でも間取りの取り方で広さや使いやすさは大きく変わってきます。実際に部屋を見て判断しましょう。
単身向けの1R・1Kが中心。居室は7~10帖程度の物件が中心で、札幌市内に数多く物件があります。 収納やキッチンなどの水回りの面積によって、居室の広さは変わります。
1DK・1LDKのタイプが中心です。寝室と居間を分けて生活をしたり、収納にも余裕が出てきます。
2DKや2LDKの物件が出始めます。2人以上で住む場合は、このくらいの広さは欲しいところです。
広めの2LDKや、それ以上のファミリータイプの物件が主です。メゾネットや大型収納付きの物件など、様々なバリエーションがあります。
希望条件をすべて満たしたお部屋に巡り合うことができればとても幸せですが、その時の空き部屋の状況によっては難しい場合も想定れます。 そのため、事前に希望条件の優先順位を決めておき、「どうしても必要な条件」「あれば嬉しいが、なくても困らない条件」で分けておくと考えやすいでしょう。
通常は物件の申し込みから入居まで2週間ほどかかりますが、なかなか良いお部屋が見つからなかったり、入居審査に落ちてしまったりすることも考えられます。 このような場合も考えて、入居希望日の1か月前にはお部屋を探し始めた方が良いでしょう。
住みたいお部屋の条件が決まったら、『路線・駅から探す』や『エリア・区から探す』で希望条件に近いお部屋があるかをチェックしてみましょう。
もし、自分の希望条件に合う物件がなかなか見つからない場合は、条件を再検討する必要があるかもしれません。
「入居まで時間がない」「忙しくてゆっくり探すことができない」という方は、直接ビッグの店舗に行きましょう。
希望条件を入力するだけで、お部屋探しのプロが希望条件に合った物件を探してくれる「プロに探してもらう」もおすすめです。