賃貸物件の「管理費」っていったいなに?何に使われてるの?
お部屋探し
今回は賃貸物件の「管理費」のお話です。
多くの賃貸マンションでは、毎月の家賃と管理費がかかりますよね。初めてお部屋を探す人の中には、調べる際に家賃ばかり重視して管理費を計算していなかった…という話も聞きます。では、この管理費とは一体何なのか。詳しく解説していきます!
管理費について解説!
管理費はいったい何に使われているの?
管理費とは、物件の共用スペース(敷地、エントランス、廊下、階段、屋上など)の維持・管理のためにかかる費用のことです。主に、以下のような目的で使用されます。
・エントランスや廊下の電気代
・エレベーターの電気代、管理
・共用部分の清掃費
・マンション内のゴミ捨て場の清掃費
・マンションの除雪費(物件による)
管理費の金額の差はどこにあるの?
管理費が2,000~3,000円の物件もあれば、1万円を超える物件も存在します。この違い、一体何が影響しているのでしょうか?管理費の違いで最も差が出るのは、「エレベーターがあるかどうか」なのです。エレベーターの有無で電気代や点検代に大きく差があるからですね。また、自動ドアやロードヒーティングなど、共用部の設備が充実しているマンションは、管理費が高くなるケースが多くあります。共用部の広さや設備を見てみることも重要ですね。逆に、階段のみのアパートや、小規模マンションでは、管理費が安い傾向にあります。そして、「管理費なし」の物件は、家賃に管理費がすでに含まれている場合がほとんどです。決して管理されていないわけではありませんのでご安心を。
管理費って、よくわからないけど毎月かかるものだから……と、なんとなく支払っていた人も多いと思います。管理費は、建物の維持・管理に重要な費用だったのですね!