札幌移住って実際どうなの?札幌暮らしのリアルをご紹介!
街・地域
これから札幌に移住しようと考えている道内や道外の人に向けて、事前に知っておくべきことや実際に札幌に住んでいる人のリアルな声をご紹介します!
目次
札幌に住んで良かったところ
今現在札幌に住んでいる人たちの意見をもとに、札幌に住んでいて良かったところをいくつかご紹介します。
家賃相場が安い
他の都市に比べ、地価が安く空室率も高いことから札幌の家賃相場は安めです。
東京の家賃相場がワンルームで6万円~11万円に対し、札幌のワンルームの家賃相場は2.5万円~4万円と東京の半分以下です。家賃が安い物件に住むことで日々の節約になりますし、貯金もしやすいです。逆に新築物件や高級マンションに住むのも夢ではありません。
交通機関が充実している
札幌には交通機関が多く、基本的に移動に困ることはありません。地方から移住する人にとっては大変便利かと思います。しかし東京のようにJRと地下鉄ですべてのエリアを網羅しているわけではないので注意が必要です。場合によってはバスに乗り換えるケースもあります。
【札幌の交通機関】
札幌市営地下鉄(大体どこでも行ける)
札幌市電(札幌の中心部の移動に便利)
JR (地下鉄がないエリアや市外の移動に便利)
バス(地下鉄がないエリアの移動に便利)
都会ならではの圧迫感がない
全国20個の指定都市の中では4番目に人口が多い札幌ですが、面積が広いため人口密度の高さは13番目です。そのため人の多さや圧迫感などのストレスがなく過ごせます。道路や道も広いため人が密集したとしてもそこまで窮屈にはなりません。
基本なんでもある
都会である札幌は基本的にどんなものでもあり、まず困ることはないでしょう。札幌になくても話題の店舗は東京から出店されることが多いです。特に最近はそのパターンが多い印象です。待っていればいつか札幌にやって来るだろうというスタンスを持ちましょう。
夏が短い
札幌の夏は道外の地域に比べ、短いです。関東では10月ごろまで夏日が続くのは珍しいことではありませんが、札幌では9月上旬から気温が下がり始め、9月中旬頃には20~23度と比較的過ごしやすい気温まで下がります。7月~8月は札幌でも30度を超える日はありますが、9月まで我慢すればあとは快適に過ごせそうです。
札幌に住んで大変だったこと
では反対に札幌に住んでいて大変なことはなんでしょう。
冬が寒い
当然ながら札幌の冬は寒いです。特に12月~2月の気温は最高で氷点下(0℃)を上回らない日も珍しくありません。日によってはマイナス10℃なんてときもあります。道外の特に暖かい地域から来る人にとっては耐え難い気温だと思います。3月からは気温自体は比較的暖かくなりますが、気圧の変化などの影響で「春の嵐」と呼ばれる強い風が連日続き、体感はとても寒いです。
暖房費が高い
冬の時期は暖房費がかかってしまいます。暖房の種類にもよりますが、プロパンガス式のストーブの場合、1か月で1万円以上かかることもあります。
都市ガスや灯油ストーブなどである程度抑えることは可能ですが、毎日使用すると5,000円以上はかかると思いましょう。こればかりはどうしようもないものなので受け入れるしかないでしょう。
車がないときびしい場面がある
交通機関が充実しているとは言いましたが、札幌は車社会です。地下鉄やJRが通っていないエリアは車がないと何かと不便です。特に大型のショッピングセンターやスーパーなどは車がないとなかなか辿り着けない場所にあることが多いです。子どものいるファミリーは車必須かもしれません。さらに冬はスタッドレスタイヤ(冬タイヤ)も用意する必要があり、日頃の維持に加えてタイヤの購入費もかかります。
夏が暑い
夏が短い札幌ですが、7~8月は暑い日が多いです。ここ最近は30℃を越える日も珍しくはありません。暑いと部屋のエアコンは必須ですが、賃貸物件においてのエアコン普及率は東京が9割以上に対して、札幌は4割程度とされています。つまりエアコンがない物件が多いのです。新築物件やハイグレード物件にはエアコン付きが多いのでおすすめです。
送料が高い
ネットショッピングなどを利用する際は注意が必要です。北海道は離島扱いになるので通常の送料にプラスして加算されることが多いです。○○円以上で送料無料というサイトも多いですが、「※北海道は除く」と記載されていることがあるので事前に確認しましょう。