暖房費の高騰が止まらない!札幌の冬を乗り切る節約術
生活の豆知識
札幌のような寒冷地では暖房がかかせません。ですが最近は物価高騰によりガスや電気、灯油など暖房のエネルギー源がどんどん高騰してきています。そこで少しでも暖房費を抑えるための節約術をご紹介いたします!
目次
ガスストーブ
暖房費で一番高いのがガスという人は多いと思います。ガスストーブは部屋を効率よく暖め、室内が乾燥しにくいなどのメリットがありますが、その分ガス代が多くかかります。暖房のガス代にプラスして日々のお風呂やシャワーのお湯のガス代もかかってしまいます。ガス会社にもよりますが一人暮らしでだいたい月8,000円~10,000円で、場合によっては2万円近く請求されるケースもあります。
少しでもガス代を安く抑える節約術
設定温度を低め(15℃~18℃)に設定する。
ストーブにエコ機能があれば利用する。
こまめに電源を切り、稼働時間を減らす。
部屋が寒く感じたらルームウェアなど暖かいものを着込みましょう。
さらに給湯器の温度も低め(37℃~39℃)に設定するのも効果的です。
節約術ではないですが、都市ガスの物件に住むのもガス代を抑えることができます。
ストーブもなるべく新しいものが備え付けられている物件に絞るのもおすすめです。
灯油ストーブ
灯油ストーブは暖房能力が高く、ガス代もかからないというメリットがある反面、備え付けのストーブではない場合、ストーブ自体の購入、灯油の補充や保管場所の確保、定期的な換気が必要などのデメリットがあります。一人暮らしで毎月にかかる灯油代はおよそ3,000円~6,000円が目安です。
少しでも灯油代を安く抑える節約術
設定温度を低め(15℃~18℃)に設定する。
ストーブにエコ機能があれば利用する。
灯油価格が安いガソリンスタンドで購入する。
灯油価格は札幌市内で※1リットル107円~134円と店舗によってかなりのばらつきがあります。少しでも安い店舗で購入するのが灯油代を抑える最大の節約になります。
※2025/2/3時点での価格
電気ストーブ
電気ストーブはすぐ暖かくなり、手軽かつ比較的安価で手に入り、部屋の空気を汚染しないなどのメリットがありますが、部屋全体を暖めるほどの暖房力はなく、電気代が高くかかってしまうデメリットがあります。月にかかる電気代はストーブのワット数にもよりますが、だいたい4,000円~8,000円が目安です。
少しでも電気代を安く抑える節約術
使用する場所を選定する。
他の暖房器具と併用して使用する。
電気ストーブは足元などの狭い範囲を暖めるのに適しているため、脱衣所やトイレ、キッチンなどで使用するのがおすすめです。
また電気で部屋全体を暖めたいときはエアコンのほうが良いです。
室内
室内でできる、暖房の効率を上げて暖房費を抑える方法をご紹介します。
窓ガラスに断熱シートを貼る
ホームセンターや100円ショップなどに売っている窓用の断熱シートを貼ると、外からの冷気が室内に入るのをおさえる効果が期待できます。少しでも部屋の温度を下げないようにしましょう♪
断熱カーテンを使用する
断熱カーテンを使用すると部屋の暖かい空気が外に逃げるのを防ぐ効果があります。
部屋の空気を循環させる
サーキュレーターなどを上向きにすることで、上に溜まった暖かい空気を部屋全体に送ることができ、結果的に暖房費の節約につながります。
また鉄筋コンクリート造(RC造)の建物は室内の温度が外に逃げづらいため、部屋の温度が下がるのを防ぐのでおすすめです。