住みたいお部屋を見つけたら、「入居申込書」に必要事項を記入して申し込みをします。
記入事項は入居者と連帯保証人の氏名・生年月日・住所・勤務先詳細・所得金額などです。必要な情報は事前に確認しておくと、申し込みをスムーズに進めることができます。
お部屋を借りるためには保証人が必要な場合がほとんどですが、物件によっては保証会社を利用することもできます。
住民票などの書類は、管轄の区役所や出張所などで発行してもらわなくてはならないので、この時点で担当者に確認してもれなく準備しておくと、手続きがスムーズに進みます。
大家さんや入居する物件を管理している会社が、申込書を基に入居可か不可かを審査します。
家賃に対して、収入状況や勤務先の安定性などが適切であるかを判断します。審査には通常1~3日程かかりますが、書類を揃えたりする必要があるので、1週間ほど見積もっておくと良いでしょう。
契約の流れは以下のようになっています。
審査に通ったら、契約する前に重要事項の説明を受けます。契約書にはさまざまな約束ごとが記載されており、少し難しい内容も含まれています。
そのため、契約における約束ごとの中で特に重要な事項については、宅地建物取引士という国家資格を持っている人から詳しく説明を受ける決まりになっています。
ここで契約内容をしっかり聞いて、理解しましょう。
重要事項説明のあと、契約書が渡されます。
契約書には重要事項として説明されたこと以外にもさまざまな約束ごとが記載されていますので、よく読んで理解しましょう。
トラブルを事前に防ぐためにも、わからない部分や不安な点は、迷わず担当者に聞いてみましょう。
契約内容に納得したら、署名・押印をし、必要な書類や費用と一緒に提出します。
また、このときに火災保険への加入手続きも行います。万が一、借りたお部屋で事故があったときに備えるため、ほぼすべての物件で火災保険の加入は必須となっています。
その他、駐車場代・駐輪場代・ネット接続料…など
ここまでの手続きがすべて終わったら、いよいよお部屋の鍵を受け取ることができます。
契約開始日の前日に鍵を受け取れる場合が多いですが、入居できるのは契約開始日からなので注意しましょう。